熊本市は11日、更年期障害など女性特有の病気を専門的に診療する「女性専門外来」を2004(平成16)年度にも市立熊本市民病院(同市湖東)内に設置する方針を明らかにした。県内の公的病院では初めて。
女性の医師が女性の患者を総合的に診る「女性専門外来」は、男性医師には言いにくい症状や悩みを気軽に相談できるため、設置の要望が高かった。
男女の性差を念頭に置いた新しい医療として、全国的にも注目を集めている。
診療は週1回の予定で予約制。更年期障害や生理不順など女性特有の病気を全般的に扱う。
診療に30分程度かけるため1日に5、6人の診療となる。担当医師には、経験豊富な内科系の女性医師を予定している。
女性専門外来については、公明党県本部女性局が8月、潮谷義子知事に対し「女性の生涯を通じた健康維持・促進の体制整備」として設置を求める要望書と約5500人の署名を提出していた。
市民病院は「市民から要望も多く、かねてよりその必要性は認識していたが、人材探しに時間がかかっていた」と話している。
(2003年12月12日 熊本日日新聞 記事抜粋)